税務会計
顧問料不要にした理由
顧問料不要にした理由
税理士事務所の報酬は、伝統的には「顧問料」という名目で報酬をいただき、その料金の中で、記帳業務や税務相談、顧客への訪問などのサービスを顧客に提供するのが一般的です。しかし、実際には、税務相談がほとんどないお客様や、訪問を希望されないお客様もいらっしゃいます。
また、記帳業務についても、お客様によって手間がずいぶん異なります。
会計ソフトを自社で入力されているお客様については、税理士事務所で入力内容に間違いがないかを確認すれば済む一方、会計ソフトを使用されず、領収書を集めて税理士事務所に送ってこられるだけのお客様については、税理士事務所のほうで会計ソフトへの入力作業が必要になり、手間がかかります。
私はこのようにお客様にとって希望されるサービスや必要となるサービスが異なるのに、すべて一律に「顧問料」という、いわばセット価格を適用するのはおかしいと考えました。
そこで私は「顧問料」という名目では報酬を請求せず、たくさんのコースを設けて、お客様の希望に応じて必要なサービスの組み合わせを選んでいただけるような報酬体系を作りました。
このような報酬体系を税理士事務所に取り入れたのは、
三輪厚二税理士事務所が全国ではじめてです。