相続税の申告

相続税の申告

改正「相続時精算課税制度」のしくみ

(12)贈与する財産には制約がある!?

住宅型の適用を受ける場合には、金銭の贈与でなければいけないが、一般型の場合は、どんな財産であっても適用の対象になる。

したがって、本来の贈与財産以外にも、たとえば、父が保険料を負担しており、母が亡くなった場合には子が保険金を受け取るという生命保険契約や低額譲渡や債務免除益などのように、みなし贈与財産として贈与税の対象になるものも、この特例の対象にすることができる。