ポイント解説　相続税と贈与税

税理士　三輪　厚二

序章　財産税としての相続税と贈与税
①相続税がおかれている意味
②相続税と贈与税の関係
③相続時精算課税制度の位置づけ

第１章　相続税の基礎知識
1. 相続に関するルールの紹介
①相続人の範囲と相続順位
②法定相続分
コラム[養子の扱い]
[嫡出子と非嫡出子]
[相続の承認、放棄]
③遺言と遺贈
コラム[遺贈と法定相続分]
④遺留分という制約
⑤遺産分割協議
2. 相続税の課税の仕組み
①納税義務者と相続財産の範囲
②相続税の対象となる財産・ならない財産
③葬式費用と債務控除
3. 相続税の計算方法
①相続税額の計算手順
コラム[相続財産が未分割の場合]
4. 相続財産の評価
①土地・建物の評価方法
②小規模宅地等の減額特例　
③株式の評価方法
④特定事業用資産にかかる評価の特例
5. 相続税の申告と納税
①相続税の申告書の提出期限と提出場所
②相続税の納付期限
③延納と物納

第２章　贈与税の基礎知識
1. 贈与税の課税の仕組み
①贈与税の納税義務と対象財産の範囲
②贈与税の対象となる財産・ならない財産
コラム [贈与とは]
[贈与があったときとは]
[こんな場合も贈与税が]
2. 贈与税の計算方法
①贈与税の計算手順
②贈与税の配偶者控除
3. 贈与税の計算の特例
①住宅取得資金等の贈与の特例
4. 贈与税の申告と納税
①申告書の提出期限と贈与税の納付期限
②贈与税の延納

第３章　相続時精算課税制度の基礎知識
1. 一般の相続時精算課税制度
①制度の概要
②通常の110万円贈与との選択方法
③適用のための手続
2. 住宅取得等資金にかかる相続時精算課税制度
①制度のあらまし
②制度の対象となる財産
③従来の住宅取得資金等の贈与との適用関係
④一般の相続時精算課税制度との違い
⑤一般の相続時精算課税制度との適用関係